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屋号を[MONOLITH]から[TRILITH]に変更して1ヶ月半が過ぎました。
[MONOLITH]は元々、アーサー・C・クラーク原作、スタンリー・キューブリック監督の映画、「2001年宇宙の旅」に登場する、異星人が地球人の進化を促す為に送り込んだ板状の黒い物体の名前で、直訳すると「一枚岩」を意味します。 この映画のMONOLITHの存在感、空気感が、どこか聖地的だと感じたのか、高校生の時に初めて見た時からとりこになってました。 屋号を変えたきっかけは、3・11後の日本社会に起こった変化と連動して起こった、ボク自身、そしてボクの周りの人たちに起こった変化です。 [MONO]から[TRI]へ。 1から3へ。 元々「3」という数字とはとっても強い縁があったので。 [TRILITH]、もしくは[TRILITHON]は、ストーンヘンジのような、2本の岩の上に1本の岩が乗っている構造物を意味します。 古代的でどこか郷愁の思いを抱かせつつも、ほのかに未来的。 そんなイメージです。 このイメージを膨らませて、最近やっと構想が固まってきました。 一言で言うと。。。 「来るべき新しい文明が持つであろう価値観、世界観を想像させる造形物」 です。 60年代頃から始まった物質文明の終わりに向かった下降は、そろそろ本当に底が見えてきてるような気がします。 「一つの文明が終わり、新しい文明に取って代わられるとき、その新しい文明は、前の文明が克服できなかった問題を解決した文明である」。。。トインビーだったか、歴史学者さんの言葉です。 肉体的には今はこの文明に住んでいますが、精神的にはどんな価値観の世界にも行く事ができます。 例えば縄文的な価値観、世界観を体現したければ、精神的にそう持って行けば、縄文的生活は現代でも場所を選べば可能です。 では逆に、現在の文明がこのままいけば解決できないであろう問題を挙げて、それを個人レベルで解決するにはどうしたらいいか、とことん突き詰めて、新しい文明を明確にイメージできるようになれば。。。実践はできるはずです。。。そしてそんな人が増えてくれば。。。気付いたらパラダイム・シフトは完了してたりして! そして、ボクの中では、やはり「3」という数字が鍵を握っているように思います。 現在の文明は、二項対立の価値観、世界観。 いわゆる二元論。 「善と悪」、「白と黒」、「西と東」、コンピューターも「0と1」。。。 これに対して、正木高志さん曰く、「非二元論」が次に来るとおっしゃっています。 一元論では、1が全てを支配してしまいます。 そこで、「三元論」なんてものはないのか、と調べた所、なんとありました。 三元論(トリニティ論) また、岡本天明の「日月神示」にも、以下の文章があるそうです。 「おもひの世界が天ぞ。 にくの世界が地ぞ。 おもひは肉体と一つぞ。二つぞ。三つぞ。 おもひ起って肉体動くぞ。 肉体動いておもひ動くこともあるぞ。 生れ赤児の心になって聞いて下されよ。 何も彼も、ハッキリうつるぞ。 陰と陽、右と左、上と下、前と後、男と女と考へてゐるなれど、 タカミムスヒとカミムスヒと考へてゐるなれど、 別のミナカヌシ、現はれるぞ。 よく見て下されよ。一であり、二であり、三であらうがな。 三が道と申してあろう。陰陽二元でないぞ。三元ぞ。三つであるぞ。 ・なくてはならん。・にもかくれた・と現われた・とがあるぞ。 このこと先づ心得て下されよ。 そなた達は父と母と二人から生れ出たのか。 さうではあるまいがな。 三人から生れ出てゐること判るであらうがな。 どの世界にも人が住んでゐるのであるぞ。 Θの中にΘがあり、その中に又Θがあり、限りないのざと知らせてあらうが。 そなた達の中に又人がゐて限りないのぢゃ。 このほう人民の中にゐると知らしてあらうがな」 ボクの今の所の考えでは、三元論は、対立する2つの事項に対して、どちらにもあてはまる包括的な第3の事項が加わることで成立する、と思っています。 そしてこの第3の事項が、これからの世界を作るヒントになるんじゃないか?なんて勝手に思っています。 例えば。。。 ●男→ 神 ←女 ●東洋→ 世界 ←西洋 ●善→ 平和 ←悪 ●自分→ 人 ←他人 ●進む→ 立ち止まる ←戻る ●太陽→ 地球 ←月 ●陰→ 空 ←陽 真ん中はボクの主観で入れてますが。。。なかなかいい言葉が出てきます。 「3」という数字もそうですが、幾何学は根本的なルールとして確実に自然界に存在します。 そして、そうした目に見える存在だけではなく、例えば価値や、概念と言った形而上的な事項も実は幾何学的法則によって展開しているのかもしれません。 木彫り屋TRILITHは以上のような考えから、来るべき新しい文明に向けた活動をしていく予定です。 その中から生まれる形を木に彫り込んで行こうと思います。
by TRILITH
| 2013-08-15 20:45
| 考え・THOUGHTS
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